世界で最も高価な液体を調べてみた結果。意外なものが1位だった!

そもそも、液体とは物質の集合状態の一つ。ほぼ一定の体積はあるが、固有の形はない。沸点になると気体になり、凝固点になると固体になる。水・油などことです。

世界でもっとも高価(高額)な液体ってなんだろう…僕らの想像もつかないような金額で取引されるのでしょうね。

それでは、早速トップ10の発表です。

 

目次

第10位:人間の血液

1リットル当たり、約4,5000円

血液は、人間が生きる上で必要不可欠な液体で、性状や分量などは恒常性が保たれるように働きます。人間の血液量は体重のおよそ 1/13(男性で約8%、女性で約7%)であり、体重 70 kg の場合は、約 5kg が血液の重さです。

よく街頭で献血も行われているので、私たちにとって身近な液体ですよね。思っていたより高価でビックリです!なぜ、そんなに高いのかというと、献血した血液に細菌がいないかを検査しなければならないので、どうしても高額な液体になってしまうのです。

第9位:ガンマヒドロキシ酪酸

1リットル当たり、約70,000円

中枢神経系の抑制効果を持つ。ワイン、牛肉、小さな柑橘類などの食品に存在し、不眠症、うつ病の治療効果を持ち、アメリカやカナダ、ニュージランド、オーストラリア、多くの欧州諸国では治療目的使用されている液体です。日本では平成13年以降に使用が禁止されています。

第8位:黒インク#45

1リットル当たり、約80,000円

プリンターなどで使われるインクです。皆さんも黒色は一番使いますよね。これは、需要と供給のバランスですね。

出典 : Pixabay

第7位:水銀

1リットル当たり、約100,000円(10万円)

水銀は唯一、常温でも液体のままの珍しい金属です。しかし、この水銀(液体)は生物に対して、非常に毒性が強いため、現在は使用が控えられています。この液体が高額な理由は、採取困難なことと抽出に時間がかかるからです。

第6位:シャネルNo.5

1リットル当たり、約180,000円(18万円)

このシャネルNo.5は、シャネル初の香水であり、マリリン・モンローが付けていたこともあり、世界中で大ヒットしました。

第5位:インスリン

1リットル当たり、約220,000円(22万円)

インスリンは人間の体内で作られ血糖値を低下させるために必要な液体です。糖尿病になると十分なインスリンを体内で作れなくなるため、血糖値を下げるために必要な液体です。この液体が高額な理由は、遺伝子組み換え技術により製造されています。

第4位:カブトガニの血液

1リットル当たり、約1,800,000円(180万円)

カブトガニの血液は青いのです!非常に貴重な液体で、高い抗菌作用を持ち、細菌感染に効果を発揮します。この液体が高額な理由は、カブトガニの血液に似た物質は未だに人工的に作ることが出来ないためです。

第3位:幻覚剤

1リットル当たり、約3,700,000円(370万円)以上

この液体は、脳神経系に作用して幻覚をもたらす非常に危険な薬物のことです。

第2位:キングコブラの毒

1リットル当たり、約4,500,000円(450万円)

この液体は、世界で最も強い毒の1つで、像ですら簡単に殺してしまうほどです。高額な理由は、この液体がモルヒネの約20倍ほどの痛み止めの作用があるからです。

 

第1位:サソリの毒

1リットル当たり、約1,100,000,000円(11億円)

この液体で、人々は血清を作ります。なぜ液体が高額なのかというと、摂れる量が非常に少ないからです。採取方法は、サソリに電気刺激を与え毒を摂りますが、1回で0.5mg以下しか採取できません。この方法で一定量を摂るには、約25万回やらなければなりません。